Excelをリンク貼り付けする方法(OLEオブジェクト)

Excelをリンク貼り付けする方法(OLEオブジェクト)

Excelで作成した表をOLE(object linking and embedding)オブジェクトでリンク貼り付けする方法をご案内します。
作成元とリンクした内容を埋め込むため、元ファイルの変更に合わせて内容を更新することが可能です。
※Word(ワード)についても同様の手順で可能です。

OLEオブジェクトをリンク貼り付けする方法

  1. Excelファイルを開きます。
  2. 貼り付けたい範囲を選択します。

  3. Ctrl+Cなどで選択した範囲をコピーします
  4. 貼り付けるBricsCADファイルを開きます。
  5. メニューの[編集]-[形式を選択して貼り付け]を選択します。
  6. 「形式を選択して貼り付け」ダイアログが表示されます。
    [リンク貼り付け]を選択、[□アイコンで表示]のチェックを外し、[OK]ボタンをクリックします。

  7. OLEが貼り付けられたことを確認します。

注意:リンク元ファイルを削除した場合はリンクが切れますのでご注意ください。またリンク元ファイルのファイル名、保存場所の変更でリンクが切れる場合もあります

【OLEリンクオブジェクトの内容を変更する
デフォルトでは、リンク元のファイル内容が変更されると自動で更新が行われます。
更新作業を手動に設定することも可能です。
手動に変更すると、[今すぐ更新]操作を行うまでOLEオブジェクトの更新は行われません。
  1. メニューの[編集]-[OLEリンクの設定]を選択します。
  2. 「リンク」ダイアログが表示されます。
    リンク一覧から対象OLEリンクを選択し、更新項目で[手動]を選択します。

  3. 右上の[×]をクリックし、「リンク」ダイアログを閉じます。

【「リンク」ダイアログ】


  1. リンク
    ファイルに読み込まれたリンクオブジェクトの一覧が表示されます。オブジェクトの設定を変更するには、対象のオブジェクトを一覧から選択します。
  2. リンク元
    リンクファイルのパスとファイル名が表示されます。
  3. 種類
    ファイル形式が表示されます。
  4. 更新
    自動:リンクファイルが変更されると自動的に更新されます。
    手動:[リンク]ダイアログの[今すぐ更新]を実施した場合に更新されます。
  5. 今すぐ更新
    選択したリンクを更新します。
  6. リンク元を開く
    リンクファイルが開き、リンク箇所がハイライト表示されます。
  7. リンク元の変更
    リンクファイルの変更を行います。ファイル内の一部を参照している場合、項目名欄に参照部分を表す文字列が表示されます。
  8. リンクの解除
    ソースとの関連付けを解除します。オブジェクトは埋め込みOLEオブジェクトに変更されます。

【補足】

Excelのデータを貼り付ける他の方法はこちら確認してください。


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