寸法を一括作成する方法
寸法を一括作成する方法
V24より
寸法を一括作成できるクイック寸法(QDIM)コマンドが追加されました。
コマンドオプションにより直列寸法や並列寸法などを様々な寸法を選択することができます。
【操作方法】
(例:下図に直列寸法と並列寸法を作成する)
コマンドラインに QDIM と入力しEnterを押します。
または、リボンパネル[注釈]タブの[寸法記入]-[クイック寸法]を選択します。
コマンドラインに「寸法を入力する形状を選択 [選択オプション (?)]」と表示されます。
直列寸法を作図するオブジェクトを選択しEnterを押します。
コマンドラインに「寸法線位置を指定、または [実線 (C)/千鳥状 (S)/ベースライン (B)/座標 (O)/半径 (R)/直径 (D)/データムポイント (P)/編集 (E)/設定 (T)]」と表示されます。
C と入力しEnterを押します。
寸法の配置位置を指示します。
操作1.を実施しクイック寸法を実行します。
コマンドラインに「
寸法を入力する形状を選択 [選択オプション (?)]」と表示されます
。
並列寸法を作図するオブジェクトを選択しEnterを押します。
コマンドラインに「
寸法線位置を指定、または [実線 (C)/千鳥状 (S)/ベースライン (B)/座標 (O)/半径 (R)/直径 (D)/データムポイント (P)/編集 (E)/設定 (T)]」と表示されます。
B
と入力しEnterを押します。
寸法の配置位置を指示します。
【コマンドオプション】
実線 (C):直列寸法。
千鳥状 (S):千鳥状寸法(段重ね寸法)。
ベースライン (B):並列寸法。
座標 (O):座標寸法。
半径 (R):半径寸法。
直径 (D):直径寸法。
データムポイント (P):並列寸法と座標寸法の新しい参照点を設定します。
編集 (E):寸法点を追加したり、寸法点を除外します。
設定 (T):図形スナップ(交点または端点)の優先順位を設定します。