直前のオブジェクトを再選択する方法

直前のオブジェクトを再選択する方法

【概要】

直前のコマンド操作などで選択したオブジェクトを、再度選択候補として選ぶことができます。

【直前に選択したオブジェクトを再選択する】

※コマンド操作時、オブジェクトが選択された後、確定のEnterを行った場合、実行されたコマンドが完結していなくても(途中でキャンセルされても)直前選択の対象となります。
  1. 新規コマンドを実行します。
    ※例えば移動(MOVE)コマンドを実行します。
  2. [オブジェクトを選択]の状態でコマンドラインに P を入力しEnterを押します。
  3. 直前選択したオブジェクトが再選択されます。

【最後に作成されたオブジェクトを選択する】

※直前操作でオブジェクトが作成または複製され、コマンドが終了した状態で操作します。
  1. 新規コマンドを実行します。
    ※例えば移動(MOVE)コマンドを実行します。
  2. [オブジェクトを選択]の状態でコマンドラインに L を入力しEnterを押します。
  3. 最後に作成されたオブジェクトが再選択されます。

【直前選択オブジェクトと最後に作成されたオブジェクトの違い】

コピーコマンド実行後に P または L で選択すると、「直前選択」と「最後に作成」の違いが確認できます。

  1. メニューの[編集]-[コピー]を選択します。
  2. コマンドラインに「クリップボードにコピーする図形を選択 [選択オプション (?)] :」と表示されます
    コピーする図形を選択しEnterを押します。

  3. メニューの[編集]-[貼り付け]を選択します。
  4. コマンドラインに挿入点を指示:」と表示されます
    貼り付ける場所を指示します。

  5. メニューの[修正]-[移動]-[移動]を選択します。
  6. コマンドラインに移動する図形を選択 [選択オプション (?)] :」と表示されます
    コマンドラインに P を入力しEnterを押します。
    ※直前のコピーコマンドでコピー元として選択した左側の円
    が選択されます。
  7. Escを押しコマンドをキャンセルします。
  8. メニューの[修正]-[移動]-[移動]を選択します。
  9. コマンドラインに移動する図形を選択 [選択オプション (?)] :」と表示されます
    コマンドラインに L を入力しEnterを押します。

    ※直前のコピーコマンドで作成された側の円
    (最後に作成されたオブジェクト)が選択されます。
  10.  Escを押しコマンドをキャンセルします。