図面診断について

図面診断について

概要

V23より「図面診断」機能が追加されました。
この機能は、監査、簡略化、ブロック化などの複数コマンドを一括実行でき、図面サイズを縮小や使用していないスタイル、図形および画像を削除など図面を最適な状態に保つ機能です
この機能を初めて実行すると、チュートリアルダイアログが開き、「図面診断」機能(DWGHEALTHコマンド)の説明が表示されます。


実行モード

V24の場合


インタラクティブモードON/OFFの2つのモードで実行することができます。
ONの場合、実行するコマンド毎にパネルが表示され手動チェック形式でコマンドを実行します。
OFFの場合、実行するコマンドのすべてが自動的に実行されます。

V23の場合


下記の3つのモードで実行することができます。
エクスプレス:すべてを自動的に実行します。
インタラクティブ:対話形式で実行します。
シュミレーション:プレビューモードであり、図面は変更されません。

ルーチン

ルーチンはどのコマンドを利用するのかを指定します。
実行するコマンドをルーチンとして個別にセットすることもできます。

操作方法

(例:V24で[図面サイズを小さくする]ルーチンをインタラクティブモードOFFで実行する)
  1. メニューの[編集]-[図面ユーティリティ]-[図面診断]を選択します。
  2. [図面診断]パネルが表示されます。
    [ルーチンを選択します]設定を[図面サイズを小さくする]に指定します。

  3. [インタラクティブモード]設定をOFFにします。

  4. [開始]ボタンをクリックします。
  5. [終了]ボタンをクリックします。


ルーチンを新規作成する方法

(例:V24でルーチンを新規作成する)
  1. メニューの[編集]-[図面ユーティリティ]-[図面診断]を選択します。
  2. [図面診断]パネルが表示されます。
    [新規作成]をクリックします。

  3. 「ルーチンを作成」ダイアログが表示されます。
    [新規作成]をクリックします。

  4. 表示されたメニューからルーチンとしてセットしたいコマンドをクリックします。

  5. [保存]ボタンをクリックします。

  6. 「ルーチンを保存」ダイアログが表示されます。
    任意の名前を入力します。

  7. [保存]ボタンをクリックします。
  8. [キャンセル]ボタンをクリックします。