複数の画層のオン/オフ状態を一度に切り替える方法:画層状態の保存と呼出

複数の画層のオン/オフ状態を一度に切り替える方法:画層状態の保存と呼出

概要

大量の画層のオン/オフやロック、印刷/非印刷などのプロパティの状態をまとめて「画層状態」として保存しておくことができます。
保存した画層状態は、画層パネルや図面エクスプローラから呼び出すことができ、現在のモデル/ペーパー空間に一括で反映することができます。

画層状態の保存

例として、画層1~4を作成し、それぞれ画層を割り当てした状態の図面で操作します。


画層状態を保存する場合は、その状態になっているモデルまたはレイアウトタブを開きます。
※ビューポート内のモデル空間の画層状態を保存する場合は、ビューポート内をダブルクリックし、モデル空間をアクティブにします。
今回は、画層3をオフ、画層4をフリーズし、この状態を画層状態として保存します。

  1. メニューの[ツール]-[図面エクスプローラ]-[画層状態]を開きます。

  2. [新規]アイコンを選択します。

  3. 現在の画層設定が「新規画層状態1」として保存されます。
    ※保存した画層状態は任意の名称に変更することができます。

  4. 図面エクスプローラを閉じます。

画層状態の呼び出し

画層状態を呼び出したいモデルまたはレイアウトを開き、画層状態を復元します。
※ビューポート内のモデル空間に画層状態を呼び出す場合は、ビューポート内をダブルクリックし、モデル空間をアクティブにします。


画層パネルから呼び出す場合

  1. 画層パネル左上の[画層状態を選択]のプルダウンリストを展開し、呼び出す画層状態名を選択します。

  2. 呼び出した画層状態に応じた画層設定が反映されます。

図面エクスプローラから呼び出す場合

  1. メニューの[ツール]-[図面エクスプローラ]-[画層状態]を開きます。
  2. 一覧から呼び出す画層状態を選択します。

  3. [呼出]ボタンを選択します。
  4. 図面エクスプローラを閉じ、画層状態が変更されたことを確認します。

画層状態の詳細設定

画層状態の呼出

画層状態毎に、特定の項目だけを呼び出す設定にすることができます。
図面エクスプローラの画層状態画面右側の "画層状態の呼出" のチェックボックスによって呼び出す項目を指定できます。
チェックを入れていない項目については現在の状態をそのまま維持します。

例:オン/オフだけ呼び出す設定にする場合
  1. □オン/オフ にチェックし、他の項目はチェックオフにします。
  2. オン/オフの状態だけが呼び出しされます。(フリーズはチェックオフだったので呼び出しされず表示状態のままです。)

復元オプション

"復元オプション"では、画層状態を保存した後に画層が追加されている場合、その画層に対してどのような処理をするか定義します。
非表示/フリーズ/何もしない の中から選択できます。

「□ビューポートのオーバーライドとしてプロパティを適用します」
ビューポートでは、本来の画層の設定とは別に、「VPの色」「VPの線種」などのビューポート個別に上書き(オーバーライド)プロパティを保持することができます。
これにより、ビューポート毎に異なる設定が可能です。
本項目は、チェックのオンオフにより画層状態の適用先を画層のプロパティにするか、VPのプロパティにするかを変更できます。

例) 画層1~4の色を全て赤に設定した画層状態を復元する場合
チェックオン時:ビューポートの上書きプロパティ(VPの色/VPの線種/VPの線の太さ)に適用します。画層のプロパティは変更しません。


チェックオフ時:画層のプロパティとして復元します。