独自の線種を作成する方法

独自の線種を作成する方法

線種ファイル(※)にユーザ定義の線種を追加する方法です。
※ミリ単位で表現するiso.lin、インチ単位で表現するdefault.linの2ファイルとなります。


【操作方法】
(iso.linファイルに定義を追加する例)
  1. iso.linファイルをメモ帳などで開きます。
  2. 最終行を改行します。
  3. 下記の定義情報を追加します。
    *NewLINE1,Original—  .  —  .  —
    A,10,-10,0,-10
  4. iso.linファイルを上書き保存して終了します。

各定義の意味等は以下となります。
  1. アスタリスク[*]と線種名を入力します(線種名は31文字以内)。
  2. 線種名の直後にカンマ[,]を入力し、説明を記載します(説明は47文字以内)。
    (説明の省略は可であり、省略の場合は線種名後のカンマは不要です。)
  3. 改行し、はじめに[A,]と入力します(位置合わせコード)。
  4. ダッシュ(線)、ドット、スペースを使用して線種を作成します。
    すべての線種は必ずダッシュから始める必要があります。
    ダッシュは正の実数で長さを入力します。
    ドットには[0]を入力します。
    スペースは負の実数で長さを入力します。
    ダッシュ、ドット、スペース値は、カンマ[,]で区切ります。
    ドットとダッシュの間にはスペースを使用します。
下記定義を追加した場合、線種名がNewLINE1で、説明欄にOriginal—  .  —  .  —と表示される10ミリのダッシュと10ミリのスペースとドットと10ミリのスペースで構成された線種が追加されます。
*NewLINE1,Original—  .  —  .  —
A,10,-10,0,-10


(補足)
  1. 計測値(MEASUREMENT)システム設定で使用する線種ファイルを設定します。
  2. 線種ファイルは下記フォルダに保存されています。(**はバージョンが表示されます。)
    C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Bricsys\BricsCAD\V**x64\ja_JP\Support