部品を回転させる際、平面上の回転となってしまう

部品を回転させる際、平面上の回転となってしまう

[コンポーネント入力(BmInsert)]コマンドは平面上の回転となっております。

異なる方向に回転させたい場合、[座標設定(ExpUcs)コマンドがございます。
図面エクスプローラを使用して名前のついたUCS(ユーザー座標系)を作成し、
任意のUCS位置を複数登録する事で、部品入力時の状況に合わせて切り替える事が可能です。

【操作方法】
作成例:現在のUCS位置、X軸を中心に90度回転した新規UCS位置
  1. BricsCADメニューの[ツール]-[図面エクスプローラ]-[座標設定]を選択します。
  2. [座標設定]文字以下のアイコン群、一番左側[新規作成]アイコンをクリックします。
    ※コマンドラインへ「CS原点を指示、または [z軸 (ZA)/3点/図形 (E)/原点 (O)/ビュー (V)/X/Y/Z/カレント (C)] <カレント (C)>:」と表示されます。
  3. まずは現在位置を登録しますので、そのままEnterします。
    ※図面エクスプローラ内、「新規UCS1」が追加され反転表示されます。
  4. 続けてUCSをX軸を中心に90度回転し登録します、上記手順2.を実行します。
  5. コマンドラインへ「x」と入力してEnterします。
    ※コマンドラインへ「X軸回りの回転角度を入力 <90>:」と表示されます。
  6. コマンドラインへ「90」と入力してEnterします。
    ※図面エクスプローラ内、「新規UCS2」が追加され反転表示されます。

作成後は図面エクスプローラ内の番号とUCS名称の間「カレント」のスペースをUCS名称毎にクリックし、図面のUCS位置が変更される事をご確認下さい。
※「○」が付いているものが、現在選択されているUCS位置となります。