寸法記入(DIM)コマンドで図形の種類に合わせた寸法を作成する方法

寸法記入(DIM)コマンドで図形の種類に合わせた寸法を作成する方法

V19より、寸法記入(DIM)コマンドで選択した図形の種類によって自動的に適切な寸法が適用されるようになりました。
水平・垂直の線分を選択すると「長さ寸法」、斜めの線分を選択すると「平行寸法」、円や円弧を選択すると「直径寸法」、寸法図形を選択すると「直列寸法」が適用されます。

【操作方法】
(例:下の図形に寸法記入コマンドで寸法を配置します。)

  1. メニューの[寸法記入]-[寸法記入]を選択します。
  2. コマンドラインに「寸法コマンド [水平 (HOR)/垂直 (VE)/平行 (AL)・・・」と表示されます。
    水平の線分を指定します。

  3. 寸法の配置位置を指示します。

  4. 斜めの線分を指定します。

  5. 寸法の配置位置を指示します。

  6. 円を指定します。

  7. 寸法の配置位置を指示します。

  8. 長さ寸法を指定します。

  9. 直列寸法の次の点を指示します。

  10. ESCを押して寸法記入コマンドを終了します。

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