Repriseライセンス管理サービスのサーバーのログファイルの出力先・上書き/追記の設定について

Repriseライセンス管理サービスのサーバーのログファイルの出力先・上書き/追記の設定について

Repriseライセンス管理サービスのISV(製品)のログファイルの出力先を指定する方法、上書き/追記を切り替える方法について説明します。

手順

設定のためには、オプションファイルの内容を編集します。
本記事ではWebUIから編集する方法をご案内しますが、オプションファイル(拡張子.opt)を直接編集してからサービスの停止・再起動を行う方法もございます。
  1. RepriseのWebUIを表示します。
    BricsCADの場合:[スタート]-[B]-[Bricsys]-[License Server Administration]
    Alfatech製品の場合:[スタート]-[A]-[Alfatech]-[Repriseライセンスサーバー管理]


  2. [Status]を選択し、画面下部のISV Servers欄にあるOPTIONS直下の[bricsys]または[alfatech]ボタンを選択します。


  3. オプションファイルの編集画面が表示されますので、DEBUGLOGオプション行を追記します。
    出力先パスとファイル名を下記のように追記します。

    DEBUGLOG "<ログファイルへのパス>\<ログファイル名>.dlog"

    例:C:\Users\Public\Documents\LOGFILEフォルダ配下に、ログファイル名 Alfatech.dlog として出力する場合 
    DEBUGLOG "C:\Users\Public\Documents\LOGFILE\Alfatech.dlog"


    【デバッグログを上書きではなく追記させる場合】
    ログファイルへのパスの先頭に"+"を入力してください。
    ※本設定にした場合、ログファイルの容量が増え続けます。定期的にバックアップされることをお勧めします。
    例:
    DEBUGLOG "+C:\Users\Public\Documents\LOGFILE\Alfatech.dlog"


  4. オプションファイルの記述が完了したら[Update Options]を選択してオプションファイルの内容を更新します。

  5. 左側の[Shutdown]を選択し、[SHUT DOWN SERVER]からサービスを停止します。

  6. 左側の[Reread/Restart Servers]を選択し、[REREAD/RESTART]からサービスを再起動します。

  7. 指定した場所にログファイルが生成されていることを確認します。








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