Windows 11 および Windows Server 2022 環境で 電キャビが表示されない現象について
概要
Windows 11 および Windows Server 2022 環境で 電キャビの表示ができないケースがございます。
これは、上記環境の一部デバイスにおいて、SQL Server のサポートするセクタサイズ(4096 byte)を超過することに起因して発生しています。

参考情報:Windows 11 および Windows Server 2022 で SQL Server のインストール中またはインスタンスの起動中に起きるエラー(Microsoft社サイト)
セクタサイズチェック方法
この問題が関連しているかどうかを確認するには、コマンドプロンプトで下記を実行し、セクタサイズを確認します。

fsutil fsinfo sectorinfo (ドライブ名):
共有データベースをチェックする場合はデータベースサーバーで、マイデータベースをチェックする場合はクライアント端末で確認します。
SQLのインストール先ドライブがCドライブの場合は、

fsutil fsinfo sectorinfo C:
と入力します。
実行後に表示される内容から、PhysicalBytesPerSectorForAtomicity と PhysicalBytesPerSectorForPerformance に表示される
バイト数を確認し、値が異なる場合はより大きい値が 4096バイトを超えていないか確認します。
解決策
以下操作で改善するかご確認ください。
- SQL Server がインストールされている場合は一度アンインストールします。
- コマンドプロンプトを管理者として実行します。
- 下記にてレジストリのキーを追加します。
REG ADD "HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\stornvme\Parameters\Device" /v "ForcedPhysicalSectorSizeInBytes" /t REG_MULTI_SZ /d "* 4095" /f - キーが追加されたか確認します。
REG QUERY "HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\stornvme\Parameters\Device" /v "ForcedPhysicalSectorSizeInBytes" - PCを再起動します。
- SQLServer を再インストールします。
マイデータベースの場合、続けて下記を実施します。
- コマンドプロンプトにて
sqllocaldb delete ALFATECH2
と入力(上記をコピー&ペーストしてください)し、Enterを押します。 - sqllocaldb delete v11.0
と入力(上記をコピー&ペーストしてください)し、Enterを押します。 - sqllocaldb create ALFATECH2
と入力(上記をコピー&ペーストしてください)し、Enterを押します。
LocalDB instance "ALFATECH2" created with version 11.0.
と表示されればOKです。 - sqllocaldb create v11.0
と入力(上記をコピー&ペーストしてください)し、Enterを押します。
LocalDB instance "v11.0" created with version 11.0.
と表示されればOKです。 - sqllocaldb info
と入力(上記をコピー&ペーストしてください)し、Enterを押します。
ALFATECH2
v11.0
と表示されます。 - "C:\Program Files\Microsoft SQL Server\110\Tools\Binn\SqlLocalDB.exe"start ALFATECH2
と入力(上記をコピー&ペーストしてください)し、Enterを押します。
LocalDB instance "ALFATECH2" started.と表示されればOKです。 - 電キャビを起動し、マイデータベースが表示されるかご確認ください。
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