概要
ACAD-DENKIにはMDB(環境内DB)を利用する機能が含まれているため、自動的にOffice 64bit製品であるAccess Database Engine (64bit版) がインストールされます(※)。

Access Database Engine を使用するACAD-DENKIの機能
- 盤構造ブラウザ【必須】
- ACAD-Parts での部品マスタ検索
- データベースとしてMDB(環境内DB)を利用する場合【必須】
- SQL Server(共有DB)を利用する場合【無しでも動作可能】
Office 32bit製品を利用し続けている環境でACAD-DENKIをインストールしたとき、Access Database Engineとの競合でOffice製品の動作に不具合が発生することがあります。
原因
同一の内部バージョンのOffice製品は64bitと32bitの共存ができないため、競合によって32bit版の製品に問題が発生します。
製品名
| 内部バージョン |
Office 365(Office 2019) | 16.0 |
Office 2016 | 16.0 |
Office 2013 | 15.0 |
Office 2010 | 14.0 |
例えば最新のACAD-DENKIでインストールされるAccess Database Engine 2016(64bit版)の内部バージョンは16.0であるため、内部バージョンが同一の Office365やOffice2016 32bit版 をご利用の環境では競合が発生することになります。
問題が発生した場合、下記のいずれかでの対応をご検討ください。
対策
競合を避けるためには Access Database Engine (64bit版) を削除いただくことが必要です。
ACAD-DENKIのインストール後、Windows のプログラムと機能から Access Database Engine をアンインストールしてください。
また、インストール時点で既に32bit版Officeに問題が発生する場合は修復が必要になる場合がございます。
削除後のACAD-DENKIへの影響は以下の通りです。
- 盤構造ブラウザ 機能は利用できなくなります。
- 部品マスタ(ACAD-Parts)について、
- MDB(マイデータベース)での利用は不可となります。
- SQL Server での利用は可能です。
盤構造ブラウザについては残念ながら代替策がございません。
部品マスタの利用につきましては、下記のいずれかでご対応をお願いいたします。
Access Database Engine を削除した端末で部品マスタを利用する方法
①旧バージョンの Access Runtimeで代替する
内部バージョンが異なるOffice製品であれば、異なるbit数の製品の共存が可能です。
そのため、Access Database Engine 64bit版をアンインストールし、代わりに【Microsoft Access Runtime(64bit版)】の旧バージョンをインストールして回避することができます。
旧バージョン製品の例:Microsoft Access 2013 Runtime
※ただし、2013以前のOffice製品についてはMicrosoftのサポートが終了しています。
②環境内MDB から SQLServer の部品マスタ運用に切り替える
ご利用のACAD-PartsのデータベースがMDB(マイデータベース)の場合、Access Database Engine が必須となります。
代わりにSQL Serverでデータベースを構築すればAccess Database Engine、Microsoft Access Runtimeが無くても部品マスタメンテナンスを利用できます。
ACAD-Partsのデータベース接続設定に関する詳細は以下のリンクをご確認ください。
[補足]
※Access Database Engine を自動的にインストールしないでACAD-DENKIをインストールされたい場合は、恐れ入りますが一度弊社サポートまでご相談ください。