部品毎に入線方向の指示を行う際、配置図とレイアウト図のどちらで指示したらいい?
基本的な作業手順としては布線処理を完了し、その後の測長展開図作成で作成した測長展開図(レイアウト図)に対して、
入線方向の確認や指示を行います。測長処理でルートを探す処理については、
測長展開図の情報を元にしておりますので入線方向の指示は測長展開図で行う事になります。
※測長展開図は配置図を元に作成されますので、
配置図の時点で入線方向を指示していた場合は測長展開図でもその指示が引き継がれる形となります。
※入線方向については、布線処理(の工程2)で部品マスタの情報を取得し、それを元情報としています。
測長展開図の情報を取得した際(測長処理の工程1)、
図面の配置部品シンボルに入線方向の情報(属性)が無ければ部品マスタで取得した入線方向が使用されます。
※入線方向の指示や、布線処理後に入線方向確認を行うと図面の部品(端子)に矢印が描画されますが、
この矢印が描画されたタイミングで、各配置部品シンボルに各端子の入線方向の情報(属性)が追加されます。
この情報(属性)が存在している時は、部品マスタの元情報(入線方向)よりも優先して使用されます。