名前付きインスタンスのファイアウォール除外設定

名前付きインスタンスのファイアウォール除外設定

概要

電キャビの一元管理、またはACAD-Partsの部品マスタの一元管理をされる場合にWindwosファイアウォールの除外設定が必要となります。
ここでは名前付きインスタンスのときのWindwosファイアウォールの除外設定方法をご案内します。
名前付きインスタンスのときは、プログラムsqlserver.exeとUDPポート1434を除外設定します。

プログラムsqlserver.exeのパス確認方法

(例:SQL Server 2017のインスタンス名SQLEXPRESSのsqlserver.exeパスを確認する)
  1. [スタート]-[M]-[Microsoft SQL Server 2017]-[SQL Server 2017 構成マネージャー]をクリックします。

  2. 「Sql Server Configuration Manager」ダイアログが表示されます。
    [SQL Server のサービス]を選択後、[SQL Server(SQLEXPRESS)」
    を右クリックし、表示されたメニューの[プロパティ]を選択します。

  3. 「SQL Server (SQLEXPRESS)のプロパティ」ダイアログが表示されます。
    サービスタブをクリックし[バイナリ パス]に表示されているsqlserver.exeのパスを確認します。
  4. [キャンセル]ボタンをクリックし「SQL Server (SQLEXPRESS)のプロパティ」ダイアログを閉じます。
  5. 「Sql Server Configuration Manager」ダイアログも、右上の[×]で閉じます。

Windows ファイアウォールの除外設定

(例:Windows Server 2019でファイアウォールの除外設定をする)
  1. ントロールパネルから[Windows Defender ファイアウォール]をクリックします。
  2. 「Windows Defender ファイアウォール」ダイアログが表示されます。
    [詳細設定]をクリックします。

  3. 「セキュリティが強化された Windows Defender ファイアウォール」ダイアログが表示されます。
    [受信の規則]を選択し、[操作]
    -[新しい規則]をクリックします。

  4. 「新規の受信の規則ウィザード」ダイアログが表示されます。
    規則の種類として[プログラム]を選択し[次へ]ボタンをクリックします。

  5. [このプログラムのパス]を選択後、sqlserver.exeのパスを指定し[次へ]ボタンをクリックします
    ※上記「プログラムsqlserver.exeのパス確認方法」で確認したパスを指定します。
  6. [接続を許可する]を選択し[次へ]ボタンをクリックします。
  7. 適用するプロファイルにチェックを付け[次へ]ボタンをクリックします

  8. 受信の規則の一覧に表示する[名前]と任意で[説明]を入力し[完了]ボタンをクリックします。
    名前の例:SQL Server(SQLEXPRESS1)

  9. 「セキュリティが強化された Windows Defender ファイアウォール」ダイアログで、
    [受信の規則]を選択し、[操作]-[新しい規則]をクリックします。

  10. 「新規の受信の規則ウィザード」ダイアログが表示されます。
    規則の種類として[ポート]を選択し[次へ]ボタンをクリックします。

  11. [UDP]、[特定のローカル ポート]を選択後、ポート番号として 1434 を入力し[次へ]ボタンをクリックします
  12. [接続を許可する]を選択し[次へ]ボタンをクリックします。
  13. 適用するプロファイルにチェックを付け[次へ]ボタンをクリックします。
  14. 受信の規則の一覧に表示する[名前]と任意で[説明]を入力し[完了]ボタンをクリックします。
    名前の例:SQL Server(SQLEXPRESS2)

  15. 受信の規則の一覧に規則が登録されていることを確認し、右上の[×]で「セキュリティが強化された Windows Defender ファイアウォール」ダイアログを閉じます。

  16. 「Windows Defender ファイアウォール」ダイアログも、右上の[×]で閉じます。

補足

既定のインスタンスのときのWindwosファイアウォールの除外設定はこちらを確認してください。