ACAD-KIKAI/「同じ文字のバルーンを1行にまとめる」設定について

ACAD-KIKAI/「同じ文字のバルーンを1行にまとめる」設定について

概要


同じ文字のバルーンが複数ある場合、部品表でこれらをどのように集計するかはバルーン表リンク設定のバルーン集計に関する設定で変更できます。
同じ文字のバルーンを1行にまとめる設定を有効にした場合、バルーン個数を集計したり、属性値の合計を表示できます。
例として、上図のようにバルーン①が2個存在する状態で、バルーン表リンク設定によってどのような部品表が作成できるかご案内します。


チェックなし(通常)

 
同一番号のバルーンはそれぞれ別の行になります。


チェックあり

集計項目指定なし


 
同一番号のバルーンを1行にまとめます。


集計項目指定 (バルーン個数集計)

 
同一番号のバルーンの個数を集計し、プルダウンで指定した集計項目にまとめて表示します。


 集計項目指定 (属性値集計)

 
同一番号のバルーンの属性値の合計を表示します。プルダウンで指定した項目を集計します。
※全てのバルーン①の「数量」項目の合計を表示します。下記は各バルーンのBOMCOUNT属性の値がそれぞれ
①:3、②:5、③:11 の場合。2つのバルーン①にはいずれも同じ値をいれているので、集計した数量は 3+3=6 となる。


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